2012年3月7日水曜日

論文・批評の公募について

『fashionista』No.002では論文・批評の公募をいたします。下記要項を参照の上、ご投稿下さい。


【テーマ】
論文:ファッションに関するものであれば内容は問いません
批評:日本のファッション/テキスタイルデザイナーを対象とした作家論

【応募資格】
特になし

【応募方法】
・エントリーについて
投稿を希望される方は下記のいずれかの方法でエントリーをお願いします。

(1)『fashionista』のTwitterアカウント(@mag_fashionista)に論文か批評かを明記した上で123文字以内の要旨(アブストラクト)を送付してください。

(2)Twitterアカウントをお持ちでない方、Twitter上でのエントリーを望まれない方はfashionista@live.jp宛にメールでも要旨をご提出いただけます。この場合、メール件名を「論文投稿」/「批評投稿」とした上で、メール本文にタイトル(仮でも構いません)、要旨(123字以内)、氏名を記入してください。

(例1)Twitterで要旨投稿の場合
@mag_fashionista 【批評】フセイン・チャラヤン論──アートとファッションの境界線を再考する:本論はフセイン・チャラヤンのコレクションにおけるテクノロジーの使用とその象徴性をコンテンポラリーアートの文脈において分析し、ファッションにおける物語生成を明らかにする。

(例2)メールで要旨投稿の場合
《件名》
批評投稿
《本文》
フセイン・チャラヤン論──アートとファッションの境界線を再考する
本論はフセイン・チャラヤンのコレクションにおけるテクノロジーの使用とその象徴性をコンテンポラリーアートの文脈において分析し、ファッションにおける物語生成を明らかにする。
氏名:論文太郎

・論文・批評の提出について
fashionista@live.jp宛にメールでご送付下さい(.docあるいは.docx形式)。

【応募規定】
・未発表の論文に限ります。
・論文は10000字程度、批評は4000字程度(註・参考文献を除く)。
・タイトル・氏名を明記してください。
・図版の使用許諾の手続き、使用料の負担は投稿者自身でお願いします。
 尚、掲載時には図版はモノクロで印刷されます。
・論文の採否に関しては、査読後にメールでご連絡いたします。
・脚注や引用の仕方については下記リンクをご参照ください。引用箇所が不明瞭な場は受理できません。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/b-monkey/howto.html
(リンクの許可を下さいました佐藤守弘氏に感謝いたします。)
・採択/掲載された場合にも原稿料はお支払いできないことをご了承下さい。
・採択された論文の著作権は著者に帰属します。

【締切】
要旨の提出:4月30日
※応募者多数の場合はエントリー時に選考を行う場合があります。
論文・批評の提出:7月31日

2012年2月17日金曜日

取扱店募集

『fashionista』を取り扱って下さる販売店様を募集しています。
詳細につきましては、メールにてご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします!
fashionista@live.jp

『fashionista 刊行記念トークイベント──ファッションの批評について考える』

日本にはファッションの批評がない、としばしば言われます。
ファッションは文化として認められないことがよくありますが、
その理由の一端はここにあるのではないでしょうか。

ファッションがビジネスであることを謳いながら、「ファッションに批評は似合わない」と言われることもありますが、現代では美術も音楽も映画も文学もおしなべてビジネスとしての側面をもっており、ファッションだけが特権的な立場にあるわけでもありません。

そのような状況に一石を投じるべく、
ファッションの批評誌が創刊されます。
『fashionista』は「批評誌」を謳っていますが、狭義の「批評」におさまるものではありません。研究者やデザイナーによる論文や試論、インタビュー、海外のファッション研究の紹介など、様々なコンテンツがあります。
一見すると「批評」以外のものが多いように思われるかもしれませんが、それらはすべて未来のファッション批評の構築のためにあります。

その第一歩を記念し、執筆者の一人である井上雅人氏を迎え、スタンダードブックストア心斎橋にてトークイベントを開催いたします。

『fashionista』のことだけでなく、広くファッション批評について語る予定ですので、ファッションに興味のある方は是非!


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『fashionista 刊行記念トークイベント――ファッションの批評について考える』

【出演】
井上雅人
ファッショニスタ編集委員 蘆田裕史・水野大二郎


【日時】
2012年3月3日(土)
開場11:30 開演12:00 

【会場】
スタンダードブックストア 心斎橋 BFカフェ
大阪市中央区西心斎橋2-2-12
クリスタグランドビル
TEL 06-6484-2239
■営業時間:11:00~22:30

【料金】
一般:1,000円 学生700円
★1ドリンク代金を含みます。


予約方法など詳細は下記のサイトで!
http://www.standardbookstore.com/archives/66037358.html

『fashionista』表紙

2012年2月16日木曜日

『fashionista』コンテンツ

INTERVIEW
ANREALAGE 森永邦彦
mame 黒河内真衣子
早稲田大学 繊維研究会 x 東京大学 fab


PAPER
千葉雅也「クラウド化するギャル男──「ギャル男ヘア」の成立をめぐる表象文化史とその批評的解釈の試み」
井上雅人「80年代をどう捉えるか」
朝倉三枝「ジャンヌ・ランバン──20世紀モードの静かなる改革者」
小原和也+白土卓哉「ストリートのコミュニケーション」(公募)


INTERNATIONAL PERSPECTIVE
研究機関紹介
 アントワープ州立モード美術館(ベルギー)
展覧会紹介
 「ファッションとシュルレアリスム」
 「ベルンハルト・ウィルヘルム――完全想起」
 「今世紀を伝える――アートとファッションの100年」
 「ジャパン・ファッション・ナウ」
 「ハウス・オブ・ヴィクター&ロルフ」
書籍紹介
 キャロライン・エヴァンス
  『エッジのファッション――スペクタクル、モダニティと死』
 エリザベス・ウィルソン
  『夢を纏って――ファッションとモダニティ』
 ジル・リポヴェッキー
  『エフェメラの帝国――現代社会におけるモードとその運命』
 『ファッション・セオリー』論文タイトル一覧
インタビュー
 ヴァレリー・スティール(ファッション工科大学附属美術館ディレクター)

CRITICAL ESSAY
村田明子「RAF SIMONSの英雄的節操に関する云々」
石関亮 「規定と逸脱──トム・ブラウンのスーツ・スタイルとそのデザイン」
小澤京子「シアタープロダクツのマニエラ」
大久保俊「再考/ハイダー・アッカーマン」
田村俊明「ゼロから始めよう」(公募)